認知・心理・神経科学の最新研究を、論文 1 本ずつ 3 点に要約して読み解きます。
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27件の認知制御研究(N=1,908)と73件の記憶研究(N=5,837)を統合したメタ分析で、年齢と動機の交互作用は全体として有意ではなかった。
空間を広く分散して探索した人は、その後の発散的思考課題で優れた成績を示した。
幼少期の逆境体験は、探索から活用へのシフトを早める「ハイパーパラメータ」を変化させる可能性がある。
本研究は脳卒中後のリハビリ患者向けにフロー体験を測定する質問紙(FSSRT)を新たに開発し、50名を対象にその信頼性と妥当性を確認した。
気分(長続きする背景の状態)と感情(瞬間的な反応)は別々の現象であり、研究でも明確に区別して扱う必要がある。
アレキシサイミア(感情に気づきにくく、言葉にしにくい特性)が高い人は、適応的な感情調整方略をより少なく、不適応的な方略をより多く使う傾向があることが示された。
知識的好奇心(エピステミック・キュリオシティ)は、情報の隙間・感情・報酬予期の三つの説明を統合した「評価ベースの感情」として位置づけられる。
InstagramとTikTokはどちらもフロー状態を引き起こすが、各プラットフォームの没入がウェルビーイングに与える影響は異なる可能性がある。
演奏者が「音楽に没入していた」と自己報告した箇所の割合は、フロー強度の自己評価と有意に相関しており、フローを演奏中にリアルタイム計測できる可能性を示した。
29件の研究を対象としたシステマティックレビューにより、統合失調症では探索傾向が高まるという比較的一貫した結果が示された。
外科領域における創造性は研究が極めて少なく、本論文はその実態を把握するための調査プロトコルを報告している。
動機づけは記憶成績そのものではなく、ワーキングメモリの各処理段階(符号化・保持・検索)で測定される脳波パターンに影響していた。
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